鍛え抜いた投資哲学と
精緻な理論で
値上がり銘柄を見極める
マーケットの勝負師

当初2年間はシステム開発部に所属。93年、株式運用部への異動後は、今日に至るまでポートフォリオマネージャーとして日本株式の投資信託運用に携わる。2000年、自ら提案した投資信託「ストラテジック・バリュー・オープン」が始動。2009年にロンドン拠点で採用されてからは海外からの受託も急増するなど、今では看板ファンドに育っている。練り上げた仮説から有望銘柄を絞り込み、チームのメンバーやアナリストと議論しながら株式ポートフォリオを構築する「株の匠」。

  • 野村アセットマネジメントへの入社理由

    株式運用の仕事に興味を持ったきっかけは、ポートフォリオマネージャーの父から話を聞いたことです。幅広い視野でビジネス各分野を研究できること、投資パフォーマンスという形で自分の仕事の成果が目に見えることも魅力に映りました。とにかく株がやりたいという思いが強かったので、株式運用部に移ってからは楽しくて(笑)。今も夢中で仕事をしています。

  • 今までの仕事で
    一番やりがいがあったこと

    自分の仮説が株価の値上がりで証明されたときはいつも最高にうれしいですし、心の底からやりがいを感じます。特に記憶に残る出来事は「ストラテジック・バリュー・オープン」がロンドン拠点で採用されたこと。あとは2003年ごろ、鉄鋼株で大きく勝ったことでしょうか。10年連続で赤字の銘柄があったのですが、財務体質はいいし環境も好転している……。イケる!と思って買いを入れたらこれが大当たり。その後何倍にも値上がりしました。

  • 今後の目標

    良い銘柄を見つけてより多くの収益を獲得することと、良いパフォーマンスを出してお客様の信頼を得ること。これに尽きます。そのためには自分ももっと勉強しないといけませんし、今の運用チームをもっと強くしないといけません。もちろん新戦力も必要です。ただ教えてくれるのを待っているのではない、本当にやる気と力のある「あなた」を待っています。

  • ポートフォリオマネージャーとして一番大切なこと

    大げさに聞こえるかもしれませんが、自分の投資哲学を構築し鍛えることです。マーケットではルールが常に変化します。サッカーが野球になり、そうかと思うと将棋になったりする。軸としての哲学がないと必ずフラつきます。私のそれは「安くて強い銘柄を探す」こと。言葉自体は簡単ですが「安さ」にも「強さ」にも長年練り上げた意味がこもっているのです。

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※部署、役職、インタビュー内容等はすべて取材当時のものです。