EMPLOYEE ROUND TABLE DISCUSSION

進化

CROSS TALK価値を創り出すことの醍醐味、難しさ
商品企画×運用×
プロダクト・ドキュメント×営業

部門を超えた
チームワークが動き出す。

投資信託はどのように生み出されるのか。プロダクトの開発・運用・販売を担う部門からベテラン・中堅・若手メンバーまでが集まり、成長ファンドを支えるコラボレーションの価値について語り合う。

  • AYUMI FUJII金融リテラシー推進部
    コンテンツマネジメントグループ
    マネージャー
    2015年キャリア入社

    さまざまな金融機関に対して投資信託のセミナーや販売支援の勉強会の講師を務めています。投資をしたことのない人に資産運用の大切さを啓蒙することに軸足を置き、商品の価値を伝えています。

  • RYOKO YAMASAKIプロダクト・マネジメント部
    コミュニケーション・レポーティング・グループ
    プロダクト・マネージャー
    2008年入社

    投資信託の販売窓口である金融機関向けの資料を作っています。社内の各部署や販売会社の販売担当者、個人投資家の声にも耳を傾け、より分かりやすい資料の作成をめざしています。

  • TAKAHIRO NAKAYAMA運用部 株式グループ
    シニア・インベストメント・オフィサー
    2004年キャリア入社

    今、3つのファンドの運用担当者を務めながら、中堅・若手の運用者を育てていく立場にあります。自らの運用パフォーマンスを成功モデルとして示すとともに、より責任ある役割をメンバーに任せていきたいと考えています。

  • KANA HORIKAWAプロダクト・マネジメント二部
    商品企画グループ
    2018年入社

    商品づくりの過程で社内外のさまざまな人たちと関わる仕事をしています。それぞれの分野のスペシャリストの仕事の向き合い方や考え方を吸収しながら、働く上での自分の軸、強みとなるものを少しずつ培っていきたいです。

※所属部署・役職は取材当時のものです

運用者の思いも、投資家の声も。
すべて受け止めてプロダクトを生み出す

堀川私の所属している商品企画グループは、会社が新しいファンドを組成する際、社内の司令塔のような立ち位置で関連部門を調整しながら、商品を形にしていく役割を担っています。でも1年目には、そもそも運用者がどのようなアイデアで新しいプロダクトを作ろうとしているのか、まるで理解することができませんでした。

中山運用者自身も手探りで始めることがありますから。私が「未来トレンド発見ファンド」の母体となるプロダクトを考え始めたときは、構想だけでも2年ほど試行錯誤を重ねました。今でこそ広く投資家に知られたファンドになっていますが、当時はアイデアが実現することを信じて、長い目で見守ってくれる会社に感謝していました。

藤井運用者の新しいアイデアや熱い思いを出発点に作られるファンドは多いですね。最近では、個人投資家からアンケートをとりニーズをくみ取って組成したファンドもあります。私たち営業部門は、販売会社であるさまざまな金融機関や最終顧客である投資家の反応をきめ細かくヒアリングしながら、ファンドの価値の伝え方を工夫しています。

山﨑そこで販売用の資料やファンドに関するレポートを作成するのが私たちプロダクト・マネジメント部です。藤井さんたち営業の方々、中山さんたち運用の方々としっかり連携して、最終的なお客様である個人投資家も読みやすく、金融機関の販売担当者も使いやすい資料を提供することをめざしています。

*未来トレンド発見ファンド…成長する可能性の大きいグローバル企業の株式に投資するテーマファンドの一つ。時代の変化や技術革新に伴って成長企業のトレンドが変化しても、「未来トレンド発見」という切り口で常に柔軟にテーマと投資先を変えられるため、長期保有して収益を享受できる強みを持つ。

人のネットワークが繋がり始めると、
困難な壁も乗り越えられる

堀川ファンドづくりには法律や規制の面からの検討も必要ですし、投資家の利益に資する商品であるかといった判断もしなければなりません。自分も早く専門性を確立し、各部門の意見を取りまとめ、中立的な視点を持ってプロダクト化を進められるようになりたいです。

藤井当社は設定・運用するファンドがとても多く、どの部門でも圧倒的な場数が踏めるというメリットがあります。これは、若手にとって成長のチャンスがたくさんあるということですね。

堀川確かに「まずはやってみなさい」と機会をもらえることが多いです。ただ、自分なりに調べ尽くしても、どうしても分からないことがあって。1年目の時、ファンド組成についてなかなか理解が進まず、運用部の同期に相談しました。すると、話を聞いた運用部のポートフォリオマネージャーが勉強会を開いてくださって、さっと視界が開けました。

中山この会社は部門ごとにそれぞれの分野のプロフェッショナルが揃っています。その道一筋の人もいれば、いろいろな部門で経験を積んだマルチな人もいて、みんな快くサポートしてくれるカルチャーがあります。だから、誰もが経験とともに「この件なら、あの人に聞こう」といった、自分だけの「内線リスト」ができてくるんです。

全員それ、あります!

山崎私は運用部やトレーディング部にいた経験がありますが、かつて自分の在籍していた部署の人だけでなく、当時の仕事で連携していた他部署の方々が、今も気軽に時間を割いて協力してくださいます。人の繋がりはかけがえのない財産だと感じています。

人生に寄り添い、
「なぜ投資が必要なのか」を伝えていく

藤井少子高齢化の進む日本では、老後資金の確保については年金だけでは十分ではないと言われています。「人生100年時代」を豊かに過ごすために、これまで投資に関心のなかった多くの方にとっても資産運用が必要になっています。投資信託営業では、このことを丁寧にお伝えして、資産運用の大切さをご理解いただくことが重要になっています。

山﨑販売資料の内容も、まず資産運用の大切さを理解してもらう構成に変わっています。多くの人が向き合っているお金の問題について改めて認識していただくことから始めています。

堀川私と同世代の友人の中にも、これからは資産運用をしていかなければと考えている人がたくさんいます。でも、何から始めればいいのか分からない、とも言っています。より気軽に投資信託を始められる仕組みも有効なのではと思っています。

中山若手の自由な発想はヒントになりますね。私の運用チームにも入社1年目から5年目までのメンバーがいて、外国人もいます。ファンドの新しいテーマを考えるとき、多様性に富んだメンバーが参加したほうが、将来にわたって成長が期待できる面白いファンドができます。今日は普段からお世話になっているみなさんとお話しできて、楽しい時間になりました。ありがとうございました。

PAGE
TOP