伸化

RYO KANDA

プロダクト・マネジメント部
チームリーダー
兼 CXソリューション部
兼 確定拠出年金ソリューション部

2015年 新卒入社 法学部卒

MY CAREER STEP
  • 2015年
    商品企画部
  • 2017年
    ダイレクト・マーケティング企画部
  • 2018年
    エイト証券 出向
  • 2019年
    LINE証券 出向
  • 2021年
    プロダクト・マネジメント部 兼 DX推進部
  • 2022年
    プロダクト・マネジメント部 チームリーダー
    兼 DX推進部 兼 CXソリューション部
  • 2023年
    プロダクト・マネジメント部 チームリーダー
    兼 DX推進部 兼 CXソリューション部
    兼 確定拠出年金ソリューション部
  • 2024年
    プロダクト・マネジメント部 チームリーダー
    兼 CXソリューション部
    兼 確定拠出年金ソリューション部
※部署名は発令当時のものです

学生時代に企業法や金商法を学んだ神田は、入社後すぐに商品企画部へ配属。「こんなプロダクトを作りたい」という社内の想いを調整し、法令諸規則に準拠して投資信託の“設計図”をまとめる業務に取り組んだ。のちに新設部署でダイレクト・マーケティングの検討をし、ネット証券への出向も経験。現在は非対面領域におけるビジネス推進やBtoCプロモーションを担うチームでチームリーダーを務めている。

なぜを突き詰める。
本質を考えぬくスタンスを学ぶ

新人時代に配属となった商品企画部では、社会人として多くのことを学びました。正直に言えば、当時は訳もわからずに必死に取り組んでいただけかもしれません。それでも、現在の自分が仕事を進める上で、ベースとなっている「思考スタイル」や「取り組み姿勢」を身につけた2年間であったと思います。

「こんなプロダクトを作りたい」そんなアイデアが運用部門や営業部門などからは出てきます。こうした社内各部門の意向を調整し、守るべき法令などのルールを踏まえて、どのようなストラクチャーで商品を組成するべきなのか、基本となる商品概要書を作成します。また、投資信託は組成したら終わりではなく、むしろ始まりであり、お客様へ継続的に価値提供するためにすべき業務も多岐にわたりました。

なぜ今この投資信託を作るのか。お客様・販売会社・当社のメリットとリスクは何か、それを踏まえて組成後にはどのようにメンテナンスしていくべきなのか。そんなことをチームで議論しながら一つずつ考えて対応していく業務は学びが多く、充実した時間でした。この時期に、企画業務に付随するルーティン業務であっても、その背景にある理由〜なぜこの業務が必要なのか、なぜこのように業務を進めるべきなのか〜を突き詰めて考えてみるよう指導をしていただけました。

物事の背景を理解する・徹底的に考える習慣は、その後の自分のキャリアにおいて、未経験の領域に挑戦する際にとても役に立ったと感じています。新人の私に応用のきく思考力を身につける手助けをしてくださった先輩方には、今でも大変感謝しています。

ベンチャーの推進力に驚き、
優秀な若手に刺激を受ける

資産運用会社は投資信託というプロダクトを組成する“メーカー”ですが、当社ではそのプロダクトを広く個人のお客様に直接販売はしていません。販売は証券会社や銀行といった金融機関に担っていただいています。入社3年目を迎えた頃、社内で「お客様のニーズ等をどのようにしたら今以上に捉えられるか、プロダクトに反映できるか」といったお題とともに、今後のあるべき姿を考えようと、さまざまなプロジェクトが動きはじめていました。

そういった新しいビジネスについて検討する部署が新設され、私は自ら希望してプロジェクトに参加する機会をいただきました。中でも大きな転機となったのが入社5年目、LINEと野村ホールディングスで設立したLINE証券への出向でした。

LINE証券では、新しい事業を形にしようとするベンチャー特有の熱いエネルギーに包まれながら業務をするという経験ができました。年次に関わらず誰もがフラットな立場で議論し、ややオーバーな表現かもしれませんが荒削りともいえるスピード感でビジネスを前に進めていくのです。私はそこで、自分より若いメンバーの優秀さに圧倒されました。自分が提供できるバリューは何かということを真剣に考え、UI/UX設計やアプリ開発、プロモーションのプロである彼らに、投資信託というプロダクトの特性を伝えながら、非対面でのビジネス展開・サービス設計をともに考えました。

やはり仕事は、優秀な仲間と出会って、知恵を出し合いながら推進していくものなんだな、と再認識しました。

形のない金融商品の価値を
非対面チャネルで伝えるには

私は現在、当社プロダクトのブランド向上や非対面領域でのビジネス推進をめざして、主にBtoCでの情報発信やコンテンツ提供、プロモーションなどを担当するチームでチームリーダーを務めています。

投資信託は自動車や冷蔵庫などとは違って、直接触って確かめることのできないプロダクトです。ご投資いただいた後にはさまざまな要因で価額が変動していく商品でもあります。したがって特に非対面における各種業務では、できるだけシンプルに、かつ大事なところを押さえて発信することが大切だと考えています。

NISA制度の拡充・恒久化など資産運用に対する世間の関心が一層高まる中、当社が提供できる価値は何か。どのようにすればプロダクトの理解が深まり、各プロダクトの良さを効果的に伝えることができるか。そういった観点でプロモーションを考えています。直近では、プロダクトの運用担当者本人をWeb上でご紹介したり、NISA対象ファンドを分かりやすく表示するための対応として、サイト訪問者が何らかの選択をすることで実際の運用実績を用いた積立シミュレーションができるようにしたりなど、新たな取り組みやインタラクティブな仕組みづくりにも工夫を重ねています。

いずれもチームで議論を重ねてゼロから情報を整理し、コンテンツに落とし込んでいます。発信したコンテンツに対しては定期的にユーザーインタビューなどを通じてフィードバックをいただき、競合分析の結果とあわせてPDCAを回して改善を重ねていきます。運用部門や営業部門など社内のさまざまな部署の社員と情報交換ができる機会もどんどん作っていきたい。そのような環境を整えることで、チームの若手メンバーのモチベーション向上につながればと思っています。

チーム内では、「野村アセットマネジメントのサイトに行けば、いつも役立つ情報が得られるよね、といった評判をいつか世の中に確立させたいね」と話しています。

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